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洗えるタイルカーペット
前回、ハンズフリーのペット用ドライヤー「DUZ2 Pro」を紹介してくれたchipaさんに、今回も再登場していただきました。
東京でトイプードルのマルクル(♂)とマルチーズのニコ(♀)と暮らすchipaさん(以下、C)。今回教えてくれたのは、タイルカーペット。
粗相に滑りに、2匹と暮らす床環境をずっと試行錯誤してきたchipaさんが、ようやく「これでいい」と落ち着いた答えです。

粗相は確信犯、床は滑る——2匹と暮らす床問題
C:マルクルもニコも、粗相はしますよ。お留守番が長くなったりすると、帰ってきたらちょびっとうんちがある。絶対わざとなんですよね、あれ(笑)。
G:「ちょびっと」でわかるというのが怖い(笑)。
C:本当の時はちゃんと量があるんです。でもわざとの時はもう申し訳程度にちょっとだけ。
嫌がらせ感がすごくて(笑)。なので、もう「すぐ対処できる床環境」を整えるしかないな、と割り切って考えるようになりました。
G:確かに、感情論じゃなくて設計で解決するしかないですよね...。
C:それともうひとつ、うちの床が実は問題で...。
リフォームのときに「愛犬の床」っていうコーティングを全面に施工したんですけど、名前に反してわりと犬が滑るんですよ(笑)。靴下だと普通にシャーっていくし、マルクルも走り出すとウサギみたいな変な走り方になって。
G:「愛犬の床」に滑られてるのか……苦笑
C:掃除はしやすいんですけどね。たぶんそっちがメインの用途なんだと思います(笑)。
なのでカーペットでカバーするしかない、という流れで東リのタイルカーペットに辿り着きました。

大きいカーペットを手放した日
C:以前は大きいカーペットを2枚敷いていたんですが、端っこに少し粗相されるだけで1枚まるごと洗わないといけなくて。
G:大判カーペットを洗うのって相当しんどいですよね……。
C:本当に大変で。それがタイルカーペットに変えた一番の動機です。これだと汚れた1枚だけペロッと剥がして、お風呂場でさっと手洗いして干せる。重くもないから全然苦じゃない。
G:なるほど、「洗う面積」の問題ですね。
C:しかも予備を何枚か多めにストックしておけば、洗っている間も床に「穴」ができないんですよ。パズルみたいに、外したら別の1枚で埋めてっていう感じで。常にフルカバーの状態をキープできます。
G:そのストック方式、気が利いてますね。それは思いつかなかった。
2021年に最初に購入し、2023年にカバー範囲を倍ほどに広げて買い足したというchipaさん。
使っているのは東リの40×40cmのグリーン。
C:以前から部屋に緑のカーペットを使っていたので、芝生っぽい雰囲気にしたかったんです。それと正直に言うと、白や薄い色だと吐いた後に黄ばみがついてなかなか落ちなくて……。
黄緑だとそのあたりが目立ちにくいっていうのも選んだ理由のひとつ(笑)。
G:えっ、それ実用上かなり大事なポイントじゃないですか(笑)。うちも先日羽毛布団にゲロされちゃって、、、洗濯するのに途方に暮れましたよ…涙

ずれない・爪が引っかからない。選ぶときの2つの条件
C:この東リのカーペットで一番気に入っているのが、裏の滑り止めが本当によく効くこと。何も貼らなくても、これだけでまったくずれないんですよ。剥がすのにちょっと力が要るくらいしっかりくっついてて。
G:百均やホームセンターにも似たようなものがありそうですよね?
C:あるんですけど、使ってるうちに端からめくれてきたり、だんだんずれてきたりするんですよね。
安いのを買って数回洗ったらヘタった、だと結局買い直しで割高になるから。1枚あたり1,000円ちょっとするので決して安くはないですが、何年単位で使えることを考えると、許容範囲かなと。
G:見た目の経年変化もありそうですが、どうですか?
C:買い足しでロットが若干違って、濃いのと薄いのが混在しているんですけど(笑)、全面に敷いているとなんとなくなじんでくる気がして。
よく2匹が寝るエリアは特に色が変わってきているんですが、それはもう割り切っています。
もうひとつ大事なポイントが、「ループではないタイプ」を選ぶこと。
C:ループ状の織り方だと犬の爪が引っかかってしまうので、カットパイルのものを選びました。
同じ東リでも種類がいくつかあって、テクスチャーや模様が入っているタイプはループになっていることが多い気がします。シンプルなフラット系の方がペット向きだと思います。
G:ペット対応として売っているものでも、一応確認が必要ですね。
C:50cm角のサイズは「ペット対応」と明示して売っているものもあって、そちらも一部使っています。

完璧じゃなくていい。「ちゃんと使える」を積み重ねる
お手入れは、アタックの漂白タイプで手洗いして、すすいで干すだけ。
乾燥時間は普通の洗濯物と大差なく、冬でも特に困ることはないとのこと。
撥水加工は2〜3回洗うと徐々に落ちてくるものの、「最初のうちは水やおしっこがぱっと弾いて、さっと拭けば洗わずに済むことが多かった」という。非常にエコ。
タイルカーペットというと、部屋全体に敷き詰めてはじめて様になると思いがちですが、chipaさん宅を見ていると、ラグ感覚で特定エリアだけをカバーしてもちゃんと成立している。縁も普通のカーペットのように見えて、「いかにもタイルカーペットを置いています」という違和感がない。
G:見た目も思ったより絨毯っぽくまとまりますよね。
C:そうなんですよ。東リだとカラーバリエーションがいくつかあって、違う色を組み合わせてラグみたいに使っている人もいるみたいです。なんかタイルカーペットってもっと無機質なイメージだったけど、そういう使い方もあるんだなと。
多頭飼いで粗相のリスクが読めない。フローリングで犬が滑る問題を抱えている。
そういう悩みに心当たりがある方には、かなり現実的な選択肢になるのではないかと思います。
1枚ずつ洗えて、ずれなくて、見た目も悪くない。
完璧じゃなくていいから、ちゃんと毎日使えるもの——床に求めることって、きっとそのくらいで十分なのかもしれないですね。
